会話はカラオケと同じ。バトンの受け渡しを意識しよう

「ひたすら人の話を聞いてばかりだと、今度は話しすぎて盛り上がっている別の人が浮いてしまうのでは?」と思うかもしれませんが、それは少し違います。

大勢で集まっている時の会話には「バトン」があります。その瞬間ごとに話の中心になる人が一人いて、ある程度話が終わったら自然とバトンが回されていくものです。みんなが同時に好き勝手に喋るのではなく、一つのセッションが終わると話題が変わり、また違う人が中心になるということが繰り広げられています。

これは「カラオケ」と同じです。カラオケで自分ばかりが好きな曲を連続で入れたら、やはり浮いてしまいますよね。暗黙の了解として、5人いるなら5番目以降に自分の曲を入れるといったように、順番に回していくはずです。会話もそれと同じです。

もちろん、誰かが話を振ってくれたときには、バランスを見て少し話すのはありです。みんなに同調することが全てだとは思いませんし、場合によっては浮いてもいい場所もあります。ただ、「ここでは浮かないほうがいいな」というときのバランス感覚が重要になります。

聞き上手は好かれやすい

少なくとも、全然目立たずにただ聞いているだけの人が浮くということはありません。浮いてしまって困るときというのは、たいてい自分が動きすぎたときです。ですから、少し控えめに「聞き役になること」を意識すれば、あまり浮くことはないでしょう。

そして不思議なことに、そのようにして人の話を聞ける人のほうが、友達ができやすかったり、よく誘われたりするものです。自分が楽しくなって浮いてしまう人は、嫌われているわけではなくとも、少し「とっつきにくい」と思われてしまうのかもしれません。

ぜひ、話すのを少しお休みして、人の話を聞いてみる。地味にその場を楽しむ、という観点を持ってみてはいかがでしょうか。