左から父親の松永亮さん、開成に進学した長男の結太さん、母親の奈津子さん。
*本稿は、現在発売中のダイヤモンド・セレクト「中高一貫校・高校 大学合格力ランキング2027年度入試版」の「トップ校合格家族『成功の秘訣』」を転載したものです。
難関中高一貫校に合格し、この春から中学生活をスタートした家族の自宅を訪問。数々の思い出の品を拝見しながら、中学受験を決めたきっかけから勉強への取り組み方、志望校選びの葛藤まで、合格までの道のりを聞いた。今回お届けするのは、開成に進学した松永結太さんとその両親の「合格の秘訣」。“何でも自分で決めたいタイプ”の息子に、両親はどのように伴走して合格を勝ち取ったのかーー。(取材・文/タカハシトモコ 撮影/堀 隆弘)
共働きでも“漏れ”がないように
スケジュール管理にアプリを活用
今春から開成中学の制服に身を包んでいる松永結太さんが、近所の早稲田アカデミーに通い始めたのは小学校1年生の夏。当時、コロナ禍で小学校入学が6月となり、学習の遅れを心配してのことだった。
幼少時から「お風呂ポスター」で学ぶのが好きで、どんな学習教材をやってもすぐにできてしまうことも背景にあった。
「塾には同じような子が何人かいたのですが、結太は持ち前の“負けず嫌い”を発揮して、他の誰よりも早く答えたいと勉強していました。それが楽しくて仕方なかったようです」
そう話すのは父親の亮さん。自動車メーカーに勤める亮さんは平日が休み、人材育成関連の企業に勤める母親の奈津子さんは土日が休み。塾や試験などの予定は、夫婦で漏れのないようスケジュール管理アプリで共有し、役割分担などもアプリ上で行った。
一方で、受験期の勉強に関しては「親は一切管理をしなかった」と声をそろえる。







