「結太は何でも自分で決めたいタイプ。親が口を出すともめるので、学習面はノータッチでした」(奈津子さん)

「親の考えは本人の意図と異なることがある。それで、任せてみたら自分で管理できたんです。最初は、大丈夫かな?と多少心配もしましたが、信頼することも大事ですね」(亮さん)

「そのときどきでやるべきことを自分で考えてやった」と言う結太さん。その成果はテストの結果に表れ、両親の信頼は増していった。

文化祭で見た光景に「開成に行きたい!」
ゲームを封印して受験勉強に励む

 結太さんが第1志望を開成に決めたのは、5年生の秋に文化祭に足を運んだことがきっかけだ。生徒たちだけで自由に運営している様子を間近で見て「自分も開成に入って、打ち込めることを見つけたい」と決意を固める。

 しかし、当時の成績では合格に十分な確信が持てなかった。確実に「いける」というレベルを目指して、いっそう勉強に真剣に取り組むようになる。

 それまでは「ゲームをするために勉強を早く終わらせていた」というほどゲームに夢中になっていた時期もあった結太さんだが「やるべき勉強がしっかり終わってから遊ぶ」と自ら宣言。6年生ではゲームを完全に封印した。

「開成合格という目標ができたことで、優先順位が見えてきたのでしょう。思うような成績が取れないときは涙を流して悔しがっていました」(亮さん)

【開成合格家族】「親は勉強にノータッチ」が功を奏す、自らゲームを封印して“朝6時起き学習”を続けた息子の原動力とは

 

【開成合格家族】「親は勉強にノータッチ」が功を奏す、自らゲームを封印して“朝6時起き学習”を続けた息子の原動力とは過去問は小6の9月にスタートし、開成は、算数10年分、国語5年分、理科8年分を解いた。