睡眠は削らず、趣味も続ける…で桜蔭に合格!集中力が養われた幼少期からの「習い事」とは上野山さん一家。後方は父親の悟さんと母親の千香さん、手前は遙さんと兄の輝くん。
*本稿は、現在発売中の紙媒体(雑誌)「中高一貫校・高校 大学合格力ランキング2026年入試版」の「トップ校合格家族『成功の秘訣』」を転載したものです。

女子御三家・桜蔭中学に合格し、2025年春から中学校生活をスタートした上野山遙さん。独自のスケジュール管理や勉強法、子どもを支えた親のサポート……自宅に伺って、合格までの道のりを聞いた。(取材・文/友清 哲 撮影/平松唯加子)

「本当にお兄ちゃんと同じことができる?」
中学受験スタート前には何度も念押し

 今春、晴れて桜蔭中学への進学を果たした上野山遙さん。受験勉強をスタートしたのは、小学校3年生の終わりごろだった。

「本人はもっと早く塾に通いたいと思っていたようですが、当時は私たちが3歳上の長男の受験に付きっきりだったので『3月になっても気持ちが変わっていなかったら、勉強を始めようか』と話していたんです」

 そう振り返るのは、母親の千香さんだ。現在は開成高校に通う長男・輝君の直前期の追い込みはなかなかに壮絶で「本当に同じことができるの? その覚悟はあるの?」と、遙さんに何度も念を押したという。

 もともと勉強が好きで、親が「勉強しなさい」と言うまでもなく自発的に取り組む性格の持ち主。「私も頑張れる」という遙さんの言葉を聞いて、千香さんも決意を新たにした。

「日々のスケジュールについては、ほとんど妻に任せきりで。土日に遙と一緒に公園でキャッチボールをしたり、博物館に出かけたり、私はどちらかというと“気晴らし”担当”でした」

睡眠は削らず、趣味も続ける…で桜蔭に合格!集中力が養われた幼少期からの「習い事」とは母親の千香さんが、ダイアリー手帳に1日ごとの学習スケジュールを記入。遙さんの意見を聞いて修正し、毎日の指針にしていた。