右から父親の恭太郎さん、長男の隆太郎君、次男の盛太郎君、母親の奈津子さん、三男の郷太郎君
*本稿は、現在発売中の紙媒体(雑誌)「中高一貫校・高校 大学合格力ランキング2026年入試版」の「トップ校合格家族『成功の秘訣』」を転載したものです。
開成中学に合格し、2025年春から中学校生活をスタートした井田盛太郎君。スケジュール管理や父母が分担して寄り添った家庭学習、そして、直前のスランプを脱出した方法……自宅に伺って、合格までの道のりを聞いた。(取材・文/友清 哲 撮影/平松唯加子)
兄の応援で行った開成の運動会
「自分もここで同じ体験をしたい!」
井田家の次男、盛太郎君が開成中学に狙いを定めたのは、小学生の頃に兄の隆太郎君を応援するために足を運んだ、運動会がきっかけだった。生徒たちが皆、試合に勝つとガッツポーズをし、負けると悔し涙を流す姿に胸を打たれた。
「全身全霊で運動会に取り組んでいるのを間近で見て、自分もここで同じ経験をしたいと思った」(盛太郎君)
「私が私立の中高一貫校の出身で、子どもたちにも、ぜひ同じような環境で伸び伸び過ごしてほしいとの気持ちもありました。そこで、先に長男に中学受験を勧めた経緯があります」(父親の恭太郎さん)
父が算数と理科、母は国語と社会
息子と一緒に机に向かう
スケジュール管理や教材の整理は、両親が2人がかりで全面サポート。さらに恭太郎さんが算数と理科を、母親の奈津子さんが国語と社会をと担当を分け、家庭での学習時には傍らで寄り添うよう徹底した。
しかし盛太郎君最初の1カ月ほどは何時間も机に向かうことに耐えられず、泣いてばかりいたという。
暗記したい内容は、父と母が分担して紙にまとめた。トイレの壁に貼るなどして、隙間時間に“ボロボロになるまで”活用







