人は「派手な場面」だけを切り取って評価しがち
人間には、どうしても「派手なポイント」ばかりを見てしまう癖があります。
たとえば、大谷翔平選手が素晴らしい成績を残したとき、その華々しい結果だけを見て「すごい才能だ」「羨ましい」と思いますよね。しかし、私たちはその裏にある、日の目を見ない時期の途方もない苦労や不安を知りません。
ノーベル賞を受賞した研究者も同じです。受賞した瞬間に急にスポットライトが当たり「すごい人だ」と騒がれますが、それまでの長い間、誰も見向きもしなかった地道な時期があるはずです。
要領がよくて調子のいい人が、何か大きな仕事をもらったり、派手な成功を収めたりしたときも同じです。私たちはその瞬間だけを切り取って、「あの真面目にやっている人より、あんな適当なやつが評価されるなんて。やっぱり正直者は馬鹿を見る」とため息をついてしまいがちです。
真面目に生きている人は、そのままで大丈夫
しかし、ある集団を長期的に追跡する「コホート研究」のように、その人の人生の大きな流れをずっと追いかけてみてください。
調子がいいだけで不誠実な人は、途中で足元をすくわれてうまくいかなくなっています。一方で、真面目に誠実に生きてきた人は、決してそのようなトラブルは起こさず、最終的には正当に評価され、肯定されていくのです。
私が今日一番お伝えしたいのは、「真面目に生きてきたせいで、自分ばかり損をしていてつらい」と感じている方に、「それは勘違いですよ、そのままで大丈夫ですよ」ということです。
一見目立たず、どんなに口下手で不器用であったとしても、正直に生きている人のほうが必ず得をします。これはもう、断言しておきたいですね。コツコツと真面目に生きることは必ず幸せに結びつきますし、「こうやって生きてきてよかった」と思えることがいっぱあるはずです。




