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「私はいいんですけど、○○さんが怒っています」――上司に対して、このように報告した経験はないでしょうか。実は、この何気ないひと言には、「この人に管理職は無理だ」と上司から判断されるリスクが潜んでいます。問題は話の中身ではありません。評価を分けるのは、その「口グセ」です。(アークス&コーチング代表 櫻田 毅)
上司への“ご注進”で即バレ!
出世できない人の特徴
上司のもとには、部下から多くの情報が集まってきます。仕事の進捗や顧客情報、職場の問題や人間関係、ときには、うわさ話や告げ口などの“ご注進”まで、内容は多岐にわたります。
上司は、原則として部下の話に耳を傾けることが大切です。チーム運営は部下とともに行うものであり、その意識がないと、独りよがりの間違った判断をしかねないからです。「話を聞いてくれない上司」だと思われたら、裸の王様になってしまいます。
しかし、ここで重要な注意点があります。会話の最初に、「私はいいんですけど」と前置きする人には、気をつける必要があるということです。
「私はいいんですけど、○○さんが怒っています」
「私はいいんですけど、みんなが納得していません」
「私はいいんですけど、現場が不満のようです」
一見、親切に職場の声を届けてくれているようです。過去に口にした経験がある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、このような口癖の人は、そのままではとても管理職にはできません。人の信頼を得るための重要な要素――「発言責任」――が欠けているからです。
発言責任とは何で、管理職としての仕事にどのように影響するのでしょうか?







