稲盛和夫一日一言Photo:AFP=JIJI

京セラ創業、日本航空(JAL)再建など数々の実績を残した稲盛和夫氏。その言葉には、経営だけでなく、仕事や人生に通じる普遍的な知恵が詰まっています。『稲盛和夫一日一言』(致知出版社)から、一日一つの言葉をご紹介します。今日の仕事や人生のヒントは、この言葉の中にあるかもしれません。

9月2日、今日は何の日?

 9月2日は「宝くじの日」です。

「く(9)じ(2)」の語呂合わせから、1967(昭和42)年に設けられました。宝くじの当せん金の引き換え漏れを防ぐことが目的で、現在もこの日にちなみ、手元の宝くじ券をもう一度確認するよう呼びかけられています。

 宝くじと聞くと、まず思い浮かぶのは「運」かもしれません。けれど、仕事や経営では、結果を運だけに委ねることはできません。市場の変化や景気、思わぬ出会いなど、自分ではコントロールできない要素がある一方で、情報を集め、準備を重ね、よりよい選択をすることはできます。

 大切なのは、「運がよかった」「運が悪かった」で終わらせず、自分の意思決定を振り返ることです。偶然訪れた好機をつかめるかどうかも、それまでに重ねてきた努力や備えによって変わるでしょう。

 京セラ創業者・稲盛和夫氏も、人生や仕事の成果を、能力だけでなく考え方や熱意、努力の積み重ねと結びつけて説いてきました。

 では、9月2日に紹介する稲盛氏の言葉には、どのような思いが込められているのでしょうか。