ロシアはウクライナの首都キーウに大規模なミサイルとドローン(無人機)攻撃を仕掛けた。今夏、米国製の地対空迎撃ミサイル「パトリオット」が世界的に不足するなか、キーウの防空態勢が手薄になっていることが浮き彫りになった。ウクライナ当局によると、19日夜の攻撃でキーウ市内および周辺で少なくとも15人が死亡し、約40人が負傷した。被害を受けた場所には小児病院や学校も含まれていた。ウクライナは戦争が始まってから大半の期間において、パトリオット防空システムを駆使し、ロシアの最先端の長距離ミサイルすら迎撃してきた。しかし、中東での紛争拡大に伴い、西側諸国によるパトリオット供給は極めてひっ迫している。ウクライナ軍の在庫は底を突きかけており、ロシアのミサイルが標的に着弾する割合が増えている。