米連邦最高裁判所は21日、ドナルド・トランプ大統領が進めるホワイトハウスのボールルーム(宴会場)建設工事について、当面の継続を認める判断を下した。最高裁は、建設継続を認めるよう求めた同氏の緊急申し立てについて審理を続けている。今回の措置は、建設停止を命じた下級審の一時差し止め命令について最高裁が慎重に審理する時間を確保するためのものだ。最高裁の介入がなければ、差し止め命令は22日に発効し、トランプ氏が国家安全保障上不可欠だと主張する9万平方フィート(約8360平方メートル)規模の建設工事が直ちに停止に追い込まれるところだった。二つの下級裁判所は、トランプ氏が昨秋、わずか数日でホワイトハウス東棟を解体し、議会の承認を得ないまま直ちに宴会場の建設を開始したことについて、大統領権限を逸脱したとの判断を下している。だがこれまで、政権側が上訴手続きを進める間、同氏には建設継続が認められてきた。