● A or B
例)法人向けか個人向けか?
分解から生まれる気づき:「個人向け販売の部分は、自チームにノウハウがある」「法人向け営業のノウハウを活用して、今回の個人向けのマーケット開拓ができるかもしれない」
● 数式
例)売上=単価×数量
分解から生まれる気づき:「数を売る経験はなくて自信はないが、単価を上げるほうがやりやすいかも」
● 4象限マトリクス
例)「緊急度」と「重要度」に即した整理分解から生まれる気づき:「知見のあるやりやすいタスクから『第1象限』に位置づけて取り組んでみよう」「この部分は未知なので、『第2象限』でじっくり着実に答えを出していこう」
緊急度と重要度の2軸の高低による計4つの象限で、ものごとの優先度の判断を促すフレームワークは、アイゼンハワーマトリクスと呼ばれる(同書より転載)。 拡大画像表示
「未知のなかの既知」が
見つかるまで分解する
こうして対象物を分解し、未知のなかにある既知を探ります。未知の仕事に「全部初めて」のように向きあうのと、「ここは知っている」を見つけて向きあうのとでは、かかる時間がまるで違います。既知を発見する目をもつことが、無駄な残業を生まない探索の要です。
分解において大切なのは、「既知の部分が見つかるまでとことん分解する」です。
どんなに難解に思われる仕事でも、分解すれば必ずどこかに既知の部分や突破をするための糸口は見つかります。とにかく分解してみてください。
とはいえ、分解に時間をかけすぎるのも考えもの。
「10分考えてみてうまくないなら、他者を頼る」
『定時で成果 残業ゼロでも目標を達成するチームづくりの教科書』(沢渡あまね、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
「未知であっても、とにかく小さく走りだしてみる」
このような「ケジメ」「割り切り」も大事。分解にどこまで時間や労力をかけるか。その基準を明確にする、どこかで誰かがストップをかけるなどをして前に進めましょう。
そうでないとキリがありません(「なぜなぜ分析」をひたすら繰り返して、ドツボにハマるまたは「どこにも行けない」組織をたまに見かけますが、そのような状態に陥ります)。
こうして対象物を既知の部分と未知の部分に分解し、それぞれに対するここからの進め方、時間のかけ方、役割分担などを描いて仕事やタスクを「前に」進めていきます。
あなたのチームは、その動きができているでしょうか。







