中国の艦艇が日本の奄美大島付近の海域を航行することに、鹿児島県瀬戸内町の鎌田愛人町長は神経をとがらせている。元相撲取りでがっちりした体格の鎌田氏は、東シナ海と太平洋を結ぶ狭い海峡でいつか衝突が起きるのではないかと懸念している。「危機感を抱いている」と鎌田氏はインタビューで述べた。同氏の執務室は、漁船やクジラ観察船が出港する港から数百メートルの場所にある。日本の監視活動により、中国の駆逐艦が今年、奄美大島付近の海峡を少なくとも10回通過したことが確認されている。2025年はゼロだったが、今年は2024年の15回を上回るペースだ。「これは明らかな挑発だ」。国際安全保障を専門とする、青山学院大学の松田拓也助教はそう述べた。
中国艦艇の接近相次ぐ奄美大島、住民に広がる危機感
日本が第2次大戦以降で最も厳しい安全保障環境に直面する中、「明らかな挑発」との声も
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