「毎日が同じことの繰り返しで、なんだかつまらない」。そう感じても、何をすれば毎日が楽しくなるのかわからない人は少なくない。旅行に出かけたり、新しい趣味を始めたりするには、時間もお金も必要だと思ってしまう。しかし、退屈な日常を変えるために、大きな挑戦をする必要はない。いつもの生活に、ほんの少し「初めて」を加えるだけでも、見える景色は変わっていく。では、「人生がつまらない」と感じたとき、最初に何をすればいいのだろうか。『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』から、そのヒントを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「毎日」がなんとなくつまらない
「毎日同じことの繰り返しで、何をしても面白くない」
「休みの日も、気づけばスマホを見て終わっている」
「何かしたい気はするが、特に思いつかない」
そんなふうに感じることはないだろうか。
仕事や家事に追われていると、平日はもちろん、休日も疲れを取るだけで終わってしまいやすい。
せっかく自由な時間があっても、いつもと同じ店に行き、いつもと同じ動画を見て、気づけば一日が終わっている。
もちろん、何もしないで休む時間は必要だ。
しかし、毎週のように同じ場所、同じ人、同じ過ごし方だけを繰り返していると、新しい景色や出来事に出会う機会は減っていく。
人生は突然つまらなくなるのではない。新しい経験が少なくなったとき、少しずつ面白さを感じにくくなる。
だからといって、大きな旅行や、特別なお金のかかる予定を入れる必要はない。
普段は降りない駅で降りてみる。気になっていた展示を見に行く。初めての店で食事をする。思いつきで少し遠くまで散歩する。
日常に小さな「初めて」を増やすことが、毎日を変えるきっかけになる。
週末に「2つ」冒険をする
そのヒントになるのが、次の考え方である。
週末に2つ「冒険」をする
週末に、「計画的な冒険」と「思いつきの冒険」をする。仕事の日に自由な時間を優先するのはよいことだ。しかしほとんどの人は、週に2日程度、週末に休むという形態で働いている。
休みの日が土日ではなく平日だったり、不定期だったりする場合でも、ここではそれを「週末」とみなして話を進めていきたい。
私が提案したいのは、週末ごとに「冒険」を2つ(計画的なものを1つと、思いつきのものを1つ)することだ。
ここで言う冒険とは、イベントや展示会に行く、講座やワークショップに参加する、ロッククライミングをする、単に新しい場所を探検するなど、幅広い行動を指している。冒険は、「目新しさや挑戦、探検などを伴う、刺激的で珍しい体験のこと」だと定義できる。
冒険というと、大きな挑戦を思い浮かべる人もいるかもしれない。
だが、日常を少し変えるだけでも十分だ。
たとえば、前から気になっていたイベントを予定に入れる。これは「計画的な冒険」になる。
もう一つは、その日の気分で決める。「天気がいいから、一駅先まで歩いてみよう」「帰りに、気になっていた店へ入ってみよう」。そんな予定外の行動が、「思いつきの冒険」になる。
人生がつまらないと感じるとき、多くの人は「何か大きなことが起きないと変わらない」と考えがちだ。
しかし必要なのは、人生を一気に変える出来事ではない。
いつもの行動範囲を少し広げ、新しい経験を自分から増やしていくことだ。
小さな冒険を重ねることが、毎日に新しい景色を取り戻す第一歩になる。






