「大人なんだから、会計の勉強くらいしておかないと恥ずかしい」「決算書が読めるようになりたい」 そう思っても、数字だらけの資料を見るのは正直しんどい……そんな人にオススメなのが「お金の流れ」を見える化する図解=サンキー図です。今回は書籍『サンキー図で「お金の流れ」が1秒でわかる 見るだけ決算書』に登場するBSサンキー図で、基礎的な「決算書の見方」を学んでいきましょう。
会計を「ひとつの絵」として捉える
サンキー図は、初めて決算書を学ぶ人にも、学び直したい人にもおすすめです。「簿記を一度も学んだことがない」「昔資格勉強をしたが挫折した」という人もいるでしょう。
もともと数字だらけのBS・PL・CFを、サンキー図によってそれぞれ「ひとつの絵」として捉えられるようになると、決算書の構造や数字の意味、さらには注目すべきポイントもその絵からわかるようになります。
決算書が「わかる」ようになると、不確かな情報に惑わされず冷静な判断ができるようになります。例えば、就職先や取引先、投資先企業などを選び抜くタイミングで、広告で発信される社会的イメージ・聞きかじった意見・自分の勘といった曖昧な基準とは別に「数字」という事実に基づいた客観的な判断軸を持てるようになるのです。
初心者は「お金の流れ」からつかもう
それでは、サンキー図が切り開く「新しい会計の世界」へ踏み込んでいきましょう。
では早速、ディズニーランドを運営するオリエンタルランドのPLサンキー図をもう一度見てみましょう。

これは、企業の稼ぐ力を示す書類であるPL(損益計算書)をサンキー図にしたものです。左上から右下に向かって、売上高の数字から様々な費用が引かれ、最後に当期純利益として「いくら利益が残ったのか?」が見える化されています。会計知識がない人でもなんとなく、何が描かれているかわかったのではないでしょうか。(会計知識がある人は、一瞬でだいたいの感覚がつかめたかもしれません)。
まず「見える化」で全体像を知る
PLを読む時に、用語を正確に知ることはもちろん必要です。時には細かい数値を読むことも求められるでしょう。
しかし、まず大まかな流れをつかみ、大局的に捉えるにはサンキー図による視覚化が効果的です。全体像を学んでから、細かい用語などを頭に入れていく学び方は、初心者にもとっつきやすく、オススメです。
これまで難しく感じられた決算書が、見るだけで「わかる」ようになり、さらに「伝わる」形で表現できるようになる。そんな、今までにない感覚を味わってもらえると嬉しいです。






