人生の最後に振り返ったとき、「いい人生だった」と思いたいものだ。とはいえ、やりたいことをすべて実現したり、毎日を特別な一日にしたりすることは難しい。では、後悔の少ない人生を送れる人は、日々をどのように過ごしているのだろうか。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「間違いなく悔いのない人生になる人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「いい人生」って、どんな人生だろう?
「悔いのない人生」と聞くと、どんな人生を想像するだろうか。
「行きたい場所には全部行く」「やりたい仕事に挑戦する」「大きな夢をかなえる」……。
たとえば、そう答える人もいるかもしれない。
「今日はこれができたから、まあいいか」
以前、いつも機嫌よく過ごしている友人に、「毎日充実してそうでいいな」と言ったことがある。
すると、「全然。何もない日ばっかりだよ」と笑っていた。
ただ、彼女には一つだけ、自分で決めていることがあった。
寝る前に10分だけ、本を読む。
仕事で疲れていても、予定のない休日でも、それだけはなるべく続けているという。
「一日ダラダラしちゃっても、本をちょっと読めたら『今日はこれできたから、まあいいか』って思えるんだよね」
その言葉が印象に残った。
毎日を完璧に充実させる必要はない。
自分で「これだけはやろう」と決めたことを一つできるだけで、その日の見え方は変わるのだ。
大切なのは「自分との約束」
『あきれるほど小さい習慣』には、こんなページがある。
最初の一歩を「大きく始めた人」は途中で息切れしてしまいます。
しかし、「小さく始めた人」は流れを生み出し、いつの間にか止まらなくなる。
このベビーステップこそが、モメンタム(勢い)を生み出し、行動を加速させます。
ロケットスタートで速く進もうとして燃え尽きるよりも、ゆっくりでも小さな一歩を積み重ねる。
そうすることで、想像もできないほどの大きな成果につなげられるのです。
――『あきれるほど小さい習慣』より
私たちは、「充実した一日」のハードルを高くしすぎることがある。
仕事で大きな成果を出した。旅行へ行った。友人と楽しい時間を過ごした……。
そんな日だけを「いい一日」と考えてしまえば、普通の日のほとんどは物足りなく感じてしまう。
しかし、「今日は5分だけ勉強できた」「少しだけ運動した」「読みたかった本を1ページ読んだ」でもいい。
自分で決めた小さな約束を一つ守れれば、「今日は何もしなかった」という後悔はなくなる。
悔いのない人生は「今日」からつくられる
悔いのない人生を送れる人の特徴・ベスト1は、「今日、自分が納得できる小さなこと」を一つ積み重ねられることだ。
人生を充実させるために、毎日特別なことをする必要はない。
「今日はこれができた」
そう思える日を、一日ずつ増やしていけばいい。
結局、人生とは「今日」の連続である。
いつか振り返ったときに、「もっとちゃんと生きればよかった」と思わないためにも、遠い未来を完璧にしようとするのではなく、まず今日一日を小さく納得して終える。
「今日も悪くなかった」と思える日を積み重ねることが、最後には「悪くない人生だった」と思える生き方につながっていくのだ。








