インテリアは“CONFIDENCE & COMFORT”がキーワード。ホリゾンタル方向にドシッと構えた造形とすることで、守られている安心感が得られるように工夫した。仕上げはなかなかお洒落。インパネ/センターコンソール/ドアトリムに、合皮やファブリック素材などのソフトマテリアルを採用。上質さと触れたときの心地よさを追求した。

 パッケージングも優秀である。乗る人すべてが気持ちよく過ごせるよう、前席はもちろん、後席についても、クラストップ水準のニールーム/ヘッドルーム/後席室内幅を確保した。実際に成人男性の平均+αの身長を持つ筆者が座っても余裕があった。荷室容量は476L(FF)と大きい。ワイドな荷室開口により大きな荷物も楽に積める。パワーバックドアと荷室壁面に100V/1500W AC電源も用意されている。

 もちろん最新の日産車だけにインフォテインメント機能も先進。Google搭載のNissanConnectシステム(グレード別設定)と、12.3インチのデュアルディスプレイの統合型インターフェースを装備し、直感的な操作性を実現している。ルークスで好評の360度ビューを実現したインテリジェントアラウンドビューモニターもうれしい装備である。

パワフルで燃費良好。
そのうえ静粛性抜群乗り心地は驚くほどいい

 メカニズムは低燃費で気持ちのいい走りをもたらず第3世代e-POWER、CMF-Bプラットフォーム、そしてe-4ORCEがポイントだ。

 e-POWERはエンジンで発電、モーターで走る電動システム。全域でレスポンスに優れトルクフルなモーターで走るためドライブフィールはBEVとほぼ同等。第3世代e-POWERは、モーター/発電機/インバーター/減速機/増速機の5つの主要構成部品を一体化した新開発5in1システムである。これにより従来比で大幅に小型・軽量化を図るとともに高剛性化を実現した。第3世代e-POWERは、このキックスが日本での先駆けとなる。