業績、株価、賃金、就職… 5年後の業界地図 AI格差で序列激変!?#24Photo:Khafizh Amrullah/gettyimages

企業の戦略や“序列”を分かりやすく示すのが「人材採用」だ。中でも新卒の就職者の動向は、企業のブランド力を色濃く反映し、各社の競争力を分ける上でも重要なポイントとなる。特集『業績、株価、賃金、就職… 5年後の業界地図』の#24では、ここ10年で新卒の就職者数が増加した企業のランキングと、主要大学別の内訳をお届けする。10年間でどのような企業が頭角を現したか、これを見れば一目瞭然だ。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)

新卒就職者数が10年で増加した企業は?
トップは600人以上も増加!

 企業の戦略や“序列”を把握する上で欠かせないのが、各社の「人材採用」の動向だ。

 特に新卒の就職者の動向は、企業の“ブランド力”や人材採用競争力を色濃く反映しているため、各社の将来性を占う上で重要なポイントとなる。

 その中でも注目される点の一つが、新卒の就職者数の増減だ。新卒の就職者数が大きく増加していれば、それだけ事業が成長していることの証左となるほか、企業の採用ブランディングといった人材獲得力の裏付けにもなる。近年では、転職が一般的になり、即戦力である中途採用に軸足を移す企業のほか、新卒の一括大量採用から精鋭採用へとかじを切るような企業も存在するため、必ずしも新卒採用の減少が事業の停滞と直結するわけではないが、企業の動向をチェックする上では有用だ。

 そこで今回、大学通信提供のデータを基に、「10年間で就職者数を増やした企業ランキング」を作成した。

 具体的には、2015年3月と25年3月に卒業・修了した就職者数からその増減を集計。比較可能な主要企業のうち、就職者数の増加数上位100社のランキングを作成した。さらに、東京一科+旧帝大、早慶上理、関関同立、MARCHで区分した内訳も掲載しているので、“エリート学生”をどれだけ採用できているか、採用の“質”やその変化についてもチェック可能だ。

 その内容を次ページで公開していこう。