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企業の戦略や“序列”を分かりやすく示すのが「人材採用」だ。中でも新卒の就職者の動向は、企業のブランド力を色濃く反映し、各社の競争力を分ける上でも重要なポイントとなる。特集『業績、株価、賃金、就職… 5年後の業界地図』の#21では、機械・自動車業界における、東京大学を筆頭とする最難関国立大学から関関同立・MARCHまで主要22大学の就職者数の割合が高い企業のランキングをお届けする。ここ10年での新卒の就職者の増加数と各大学の内訳を網羅したデータも併せて紹介していこう。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)
機械・自動車業界の難関大就職者は?
トップには東大生が20人就職
企業の戦略や“序列”を把握する上で欠かせないのが、各社の「人材採用」の動向だ。
特に新卒の就職者の動向は、企業の“ブランド力”や人材採用競争力を色濃く反映しているため、各社の将来性を占う上で重要なポイントとなる。
もちろん、卒業大学だけで優秀さが決まるわけではないが、難関大学の“エリート学生”を数多く採用できていれば、それだけ成長機会も増しやすい。
コンサルティング業界のように、“地頭”の良さが問われる業界も存在するほか、トップ大学からの採用数を意識する企業も多く、大学別の採用数は企業側にとっても採用上のアピールにつながる重要項目だ。
そこで今回、大学通信提供のデータを基に、東京大学などトップクラスの国立大学から関関同立・MARCHまで22校の「難関大学」の就職者数の割合が高い「難関大就職者割合ランキング」を作成した。
具体的には、2025年3月に大学・大学院を卒業・修了した就職者数のうち、東京一科(東大、京都大学、一橋大学、東京科学大〈旧東京工業大学〉)、旧帝大(北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学)、早慶上理(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学)、関関同立・MARCH(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)の就職者数を集計。全大学の就職者数に対する割合を企業ごとに算出し、業界内でランキングを作成した。
さらに、企業ごとの採用傾向を網羅するために、10年前の採用数とその増減、大学ごとの内訳を掲載した。これを見れば、各企業がどのような成長のモメンタムにあるか、また“エリート学生”をどれだけ採用できているかといった、強い大学群の傾向も全て一目瞭然だ。
今回は、機械・自動車業界30社のランキングを公開していこう。
製造業は、研究開発や生産などにおいて、優秀な理系人材の獲得が重要な業界だ。一方、生産拠点などは全国各地に点在することから、必ずしも首都圏の難関大出身者の割合が高いとは限らない。難関大就職者の割合が50%を超えたのは上位3社で、27位までが20%超だった。
その中でトップとなったある名門企業は、東大が20人、京都大学が26人とランキングの中でも屈指の採用力を見せつけた。全体の就職者数が500人を超える大量採用を進める中でも、超エリート志向の実態が明らかとなった。
その内容を次ページで公開していこう。







