業績、株価、賃金、就職… 5年後の業界地図 AI格差で序列激変!?#13Photo:PIXTA

企業の戦略や“序列”を分かりやすく示すのが「人材採用」だ。中でも新卒の就職者の動向は、企業のブランド力を色濃く反映し、各社の競争力を分ける上でも重要なポイントとなる。特集『業績、株価、賃金、就職… 5年後の業界地図』の#13では、トップ私立大学群である「早慶上理」の就職者数の割合が高い企業のランキングをお届けする。果たして、どの企業がエリート学生の厳選採用をできているのか。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)

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早慶上理の新卒割合が高い企業は?

 企業の戦略や“序列”を把握する上で欠かせないのが、各社の「人材採用」の動向だ。

 特に新卒の就職者の動向は、企業の“ブランド力”や人材採用競争力を色濃く反映しているため、各社の将来性を占う上で重要なポイントとなる。

 もちろん、卒業大学だけで優秀さが決まるわけではないが、東京大学、京都大学、早慶といった国内最高レベルの難関大学の“エリート学生”を数多く採用できていれば、それだけ成長機会も増しやすい。

 コンサルティング業界のように、“地頭”の良さが問われる業界も存在するほか、トップ大学からの採用数を意識する企業も多く、大学別の採用数は企業側にとっても採用上のアピールにつながる重要項目だ。

 そこで今回、大学通信提供のデータを基に、「早慶上理の就職者数の割合が高い企業ランキング」を作成した。

 具体的には、2025年3月に大学・大学院を卒業・修了した就職者数のうち、トップ私立大学群である早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学の就職者数を集計。全大学の就職者数に対する割合を算出し、トップ100社のランキングを作成した。

 それぞれの大学の就職者数の内訳も掲載しているので、これを見ればどの大学からの就職者数が多いといった、各企業の特徴が一目瞭然だ。また、参考として、早慶上理に「東京一科+旧帝大」(東大、京大、一橋大学、東京科学大学〈東京工業大学〉、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学)も加えた就職者数の割合である「早慶上理以上割合」も掲載。トップ私大+トップ国立大学群でどれほどの就職者数が占められているかという、その企業の“実力”も明らかにしていく。

 華やかなイメージのある私大ならではというべきか、トップ10のうち実に6社がメディア企業という結果に。さらに、上位には大手商社やコンサルファームといった、就職人気の高い業界・企業が集中する結果となった。

 次ページで、その“序列”を大公開していく。