信頼される人は「お願いするかもしれない」の段階で動く

一方、うまくやる人は、「ひょっとしたら」の段階で動きます。

締め切りの2週間前、まだ余裕があるうちにこう声をかけます。

「少しだけ確認させてください。
今のペースだと、スケジュール的に少し厳しくなる可能性があります。
もしお願いすることになった場合、ご協力いただくことはできそうでしょうか?」

これだけです。

「お願いします」ではなく、「お願いするかもしれません」の段階で話す。

「早めに共有してくれる人」は安心感をもたらす

このひとことが、何を変えるか。

相手は、スケジュールを「事前に」押さえることができます。

あなたは、「いざとなれば頼める」という安心感を持って、仕事を進められます。

そして、もし結果的にひとりでやり遂げたとしても、「早めに共有してくれる人」という印象だけが残ります。これは、マイナスにはなりません。

「ひょっとしたら」の段階で共有する人は、信頼される

研修でこんな話をすると、よく返ってくる声があります。

「でも、お願いするかわからない段階で言うのは、大げさじゃないですか?」

大げさどころか、これが「できる人」の習慣です。

大丈夫そうなら、早目に「大丈夫でした。ありがとうございます!」と報告をすれば、まったく問題ありません。

抜擢される人を見ていて気づくのは、「確定してから動く」のではなく、「可能性を感じた段階で共有する」というクセを持っているということ。

結果的に、「大きな仕事」を任されやすくなる

上司への報告も同じです。

問題が「起きてから」報告する人より、「起きそうな予感がある」段階で「念のため共有しておきます」とひとこと入れる人のほうが、圧倒的に信頼されます。

上司からすれば、「この人は早めに言ってくれる」という安心感が積み重なり、大きな仕事を任せやすくなるのです。

「お願いするかもしれない」を先に言える人。

それだけで、あなたの周りの人の動き方が静かに変わっていきます。