このように、「いただく」と「くださる」の違いが消え、さらに、いつでも「いただく」を使っていれば大丈夫と考える人が多い中で、私たちはいかにあるべきでしょうか。
もちろんこのまま「いただく」一本化へと突き進む道もあると思います。しかし、いつでも「いただく」しか使えない人間ってつまらないと思いませんか。
人から何かをもらった、してもらったとき、恩恵を受けた感謝の気持ちを、その気持ちにふさわしい言葉で返したくありませんか。そういう言葉の使い方が人間関係を豊かなものにするのだと思います。この考え方に賛同してくださるなら、まず、自分が「いただく」ばかり使っていないかのチェックから始めてみてください。
参考文献
佐竹秀雄・西尾玲見(2005),『敬語の教科書』,ベレ出版
佐竹秀雄(2023),謙譲表現に見る敬語認識の変化 -敬意の表示から丁寧さの重視へ-,Japio YEAR BOOK 2023
佐竹秀雄(2024),敬語の近未来予測─敬語システムの崩壊─,武庫川女子大学言語文化研究所年報34
佐竹秀雄・西尾玲見(2005),『敬語の教科書』,ベレ出版
佐竹秀雄(2023),謙譲表現に見る敬語認識の変化 -敬意の表示から丁寧さの重視へ-,Japio YEAR BOOK 2023
佐竹秀雄(2024),敬語の近未来予測─敬語システムの崩壊─,武庫川女子大学言語文化研究所年報34
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