アンドレアス・カウフマン氏が相続した遺産を使って独ライカを買収した当時、この伝説的なカメラメーカーは新しいデジタル技術によって存続の危機にさらされ、破産に近づいていた。それから20年、同氏はこの上なく貴重な宝石を誇らしげに所有する大株主となった。これは、コスト高や国際貿易の減少、中国からの過酷な競争によって急速に脱工業化が進む地域での製造業の一つの成功例だ。最初の消費者向け製品発売から100年余りを経た今も、ライカは高価でミニマリストな(必要な機能だけに絞った)カメラの大部分を欧州で生産している。過去5年中4年で売上高は最高を記録し、同ブランドのレトロなデザインは、アナログ写真ブームの火付け役となった若い購買層を引きつけている。
ライカの高級カメラ 欧州製造業の数少ない成功例
ライカはレトロなデザインで数々の危機を乗り越えてきたが、その戦略は苦境の欧州製造業界に一律に適用できるものではない
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