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アメリカ流のおもちゃ販売で一世を風靡した日本トイザらスが民事再生法を申請した。1991年に日本上陸、問屋を介さずにメーカーから大量に仕入れて安売りするスタイルは「黒船来襲」として注目され、国内最大の玩具チェーンに成長した。
しかしなぜ今、倒産にまで追い込まれたのか。今後は、ドン・キホーテの運営会社が買収して全店舗を引き継ぐもよう。この撤退劇には、スーパーマーケットの西友とよく似た共通項がある。小売業界の栄枯盛衰と、そこから得られる教訓を考察したい。(多摩大学特別招聘教授 真壁昭夫)
日本トイザらスが倒産
ドンキ会社が買収へ
これも時代の必然なのだろうか――。玩具(おもちゃ)などの販売を手掛ける、日本トイザらスは10月1日、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。信用調査会社によると、負債総額は約132億円に上る。直近の2025年12月期決算では売上高が約752億円にまで落ちこみ、8期連続の最終赤字だった。
1991年に日本1号店を開店して以降、全国に店舗数を拡大。2000年に当時の東証ジャスダック市場に上場した(2010年に上場廃止)。2007年1月期の売上高は約1943億円を記録した。
同社は、ドン・キホーテでおなじみのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)に事業を譲渡するという。PPIHは、トイザらスの全158店舗を引き継ぎ、当面はブランド名も継続使用する方針で交渉を進めているもようだ。
実は、少子高齢化が進むわが国で、ゲームやおもちゃの需要はむしろ増加している。にもかかわらず、なぜ日本トイザらスは民事再生法の申請に追い込まれたのだろうか?







