東大・京大・一橋・科学大への「現役実進学率」が高い高校ランキング【2027年入試直前版・全国ベスト200】11位渋渋、9位桜蔭、4位聖光学院、1位は?Photo:PIXTA

筑駒、灘、開成、桜蔭……、最強の進学校はどこか。中学受験が過熱している理由の一つが、中高一貫校の「難関大学への合格実績の強さ」だ。そこで本特集では全国4300校を対象とした大学通信の調査を基に、実際に重複なしで何パーセントの生徒が現役でどの大学群に進学したかが分かる「現役実進学率ランキング・2027年入試直前版」を作成した。特集『わが子がもっと伸びる! 中高一貫校&塾&小学校【2027年入試版】』の#21では、東京大学、京都大学など最難関大学群である「東京一科」への現役実進学率が高い高校を公開する。「東京一科+旧帝大」「東京一科+旧帝大+早慶」の現役実進学率や、各大学への現役実進学者数など詳細データも付けたので学校選びの参考にしてほしい。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)

灘は51%、筑駒は47%が
現役で東京一科に進学

「灘が筑駒を逆転して1位に」――。2026年入試における東京大学、京都大学など最難関大学群である「東京一科」への現役実進学率は、1位が灘で51%、2位が筑波大学附属駒場で47%となった。25年は筑駒が64%、灘が45%だったので、1位と2位が入れ替わった格好だ。

 中学受験が過熱している背景には複数の理由があるが、その一つが中高一貫校の「大学進学実績の強さ」である。また、近年は親子共に現役志向が高まっている。

 中高一貫校の場合、高校受験にとらわれる必要がないため、先取りを含めて大学進学に向けた学習に効率的に取り組める。結果として、現役合格に結び付きやすいということも魅力になっている。

 ただし、多くのメディアで公表される大学合格実績は「延べ合格者数」が使われるのが一般的だ。「延べ合格者数」の場合、既卒生も含まれ、1人の受験生が複数大学や、同じ大学の複数学部に合格すると重複カウントする。保護者としては、実際に何人の生徒が「現役」でどの大学に「進学」したかを知りたいところだろう。

 そこで今回は大学通信の協力を得て、最新のデータに基づき、「重複なし&現役」でどの大学群に進学したかを示す「現役実進学率ランキング」を作成した。初回は最難関国立4大学「東京一科(東京大学、京都大学、一橋大学、東京科学大学)」の「現役実進学率ランキング上位200校」を掲載する。

 東京一科のランキングは中高一貫校に限定せず、公立高校を含めた全国4300校を対象としている。詳しくは次ページで解説するが、東京一科の現役実進学率の上位20校のうち、19校が中高一貫校である。

 東西の最難関校である筑駒、灘を筆頭に、あらためて中高一貫校の進学実績の強さを確認する結果となったが、超有名校に交ざり、ランキング上位に進出した学校はどこか。また、中学受験時の偏差値(日能研偏差値)が50台でも、東京一科に多くの合格者を出している学校はどこか。

 ランキングには参考データとして「東京一科+その他の旧帝国大学(北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学)」「東京一科+その他の旧帝国大学+早慶(早稲田大学、慶應義塾大学)」の数値も掲載した。

 大学群だけでなく、どの大学に何人が進学したかについての詳細データも付けた。学校内で、どの「位置」にいれば「現役で合格」に届くのかが分かるので、わが子の志望校選びにも参考になるはずだ。ぜひチェックしてほしい。