そして、実行できたら必ず「今日もハビット(習慣)を守れた」と自分を褒める。
毎日の行動をルーティン化
仕事の進み方が劇的に変わった
会社に行くまでの行動も、毎日同じ順序に決めてしまえば、意思決定の必要はない。完全にルーティーン化すればいい。会社に着くころには、頭が驚くほど冴えている。頭を使うタスクに全力で集中できるようになった。これには本当に驚いた。
仕事に取りかかる前にも、やることを紙に書き出しておくことで、途中で余計な意思決定をしないようにする。
「しょうもない意思決定の積み重ね」が、これほど集中力の妨げになっていたのかと気づかされた。
午前中は会議以外のすべての細かい判断を避け、午後3時までは頭のエネルギーを守るようにしている。
3時以降にSNSやメールを見るようにしているが、それでも疲労感は以前とは段違いだ。その後も意外なほど元気が残っており、余裕を持って他の活動にも取り組めるようになった。
週末も、以前はダラダラして終わっていたが、今ではやりたかったことが効率よく進められる。僕は単に「疲れていた」だけだったのだと、ようやく実感できた。
ちなみに、3時になってスマホを見ても、通知の部分を見る程度で明らかに以前より物理的な滞留時間が激減した。たぶん皆さんもやってみたら同じ感覚になると思う。
1日ルールを破っただけで
生産性が一気に急落……
ある日、荷物を受け取るために自宅勤務をすることになった。
出社しない日であり、ランニングもしないと決めていた日だった。つい、気が緩んで3時までスマホを見ないというルールを破ってしまった。その結果、その日は本当に生産性が最悪だった。
『持たざる者の戦略 エンジニアがやっている努力を超えた行動設計』(牛尾 剛、朝日新聞出版)
朝はダラダラとスマホを見て朝食も遅れ、昼までにできたことは出張の予約だけ。
「この一番脳が冴える時間帯に、何をやっているんだ」と自己嫌悪に陥った。夜10時まで働く羽目になり、趣味のギターや歌の練習もできず、心底後悔した。
翌日、職場に戻ってルールを再実行したところ、以前の集中力が完全に復活した。朝のランニング、朝食、出社、PRのテスト完了、支援作業、ランチ、チームのヘルプ、プロジェクトアイデアの立案、4時半に退勤、ブルースの練習、プロトタイプ開発、ブログ2本執筆と、かつての自分とは思えないような成果を上げられた。
この「意思決定を減らす」方法は、自分にとって本当に革命的だった。
ぜひ、自分なりに意思決定を減らす工夫をして、脳をフル活用するあの冴えた感覚を、楽しんでほしい。







