ロシアは2023年3月、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者をスパイ行為というでっち上げの容疑で拘束し、現代の越えてはならない一線を越えた。同氏は16カ月間拘束された後、ドイツで有罪判決を受けて収監されていたロシアの暗殺犯の釈放と引き換えに解放された。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はまた同じような手を繰り出した。今回の標的は日本だ。ロシアの治安当局は先週、北海道新聞記者の今井裕紀氏をサハリン島(樺太)で拘束した。同氏は当時、ロシアを出国しようとしていたと伝えられている。サハリン島は日本の北方に位置する。北海道は日本北部で最大の島だ。ロシアの治安警察は、今井氏がクリール諸島(千島列島と日本の北方領土)周辺での実弾演習に参加していたロシア兵について取材しており、日本の情報機関のために活動していたと主張している。北海道新聞と日本政府はこれを否定している。
【社説】ロシアによる記者拘束、今度は日本人
WSJ記者の拘束と同じ手法を使うプーチン氏
特集
あなたにおすすめ







