今週、米カンザス州ウィチタでドナルド・トランプ大統領を見るために車を90分走らせたジョー・ダグラスさん(70)は、何が待ち受けているかを承知していた。「彼が言おうとしていることは全部聞いたことがある」。元パイプライン作業員のダグラスさんは、2016年に購入した赤い「MAGA(アメリカを再び偉大に)」のキャップをかぶり、19日に語った。 では、なぜわざわざ車を走らせたのか。「生(ライブ)だからだよ」とダグラスさんは答え、過去3回の選挙で投票してきた大統領を実際に見るのは初めてだ、と付け加えた。トランプ氏は支持者を奮い立たせ、11月の米中間選挙で共和党が大敗するとの世論調査の予測に抵抗しようと、本格的に集会の舞台に戻ってきた。自身が投票用紙に載っていた大統領選に比べると集まる群衆の規模は概して小さいが、大統領は注目を浴びることを楽しみ、自らの政策課題を宣伝し、物議を醸し、台本から外れた発言を繰り広げている。
トランプ氏の「土壇場」選挙集会、7日間で7回の現場
保守地盤の「赤い」州を巡る電撃遊説は1週間で計11時間におよび、中間選挙投票日にトランプ支持者を動員することで共和党の敗北食い止めを狙う
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