米テキサス州知事選で民主党候補ジーナ・イノホサ氏が共和党の現職グレッグ・アボット氏に勝利することが確実となった。AP通信が明らかにした。共和党は30年以上にわたり同州の知事選で勝利してきた。全米最大の人口を抱える共和党地盤州で、驚くべき逆転劇となった。開票率67%の時点で、イノホサ氏の得票率は57%、アボット氏が42%となっている。52歳の弁護士で州下院議員のイノホサ氏は、政治的手腕と強力な選挙資金で知られる知事を相手に、民主党では勝利する見込みがあまりない候補として選挙戦を開始した。しかし、トランプ政権の政策や共和党主導の経済に対する有権者の不満が追い風となった。イノホサ氏は選挙資金面でかなり劣勢だったにもかかわらず、選挙前の世論調査でアボット氏に迫り、テキサス州の多くの選挙関係者を驚かせた。世論調査結果により、1994年以来、州全体の選挙で勝利していない民主党内で期待が高まった。イノホサ氏の陣営は経済的な不満に焦点を当て、データセンターに関する痛烈な広告を出し、著名なフットボールコーチからの支持を取り付けた。