高視聴率ドラマ「半沢直樹」、そして日経新聞「私の履歴書」。ヒット作など大勢の人が見ているものは上がる株を見つけるネタに!Yahoo!ファイナンスの株価予想、単独トップの39連勝、2012年勝率No.1の「相場の福の神」が書いた、ご利益タップリ、儲かる投資の教えを紹介します。
まいど、相場の福の神こと藤本です。株式投資でザクザク儲けるコツは、世の中の流れを読んで半歩先読みを行うことです。どのように半歩先読みするかというと、過去に同様なことが起こっていないか調べ、今回も同じようになるのではと類推することです。
現在、大流行しているTVドラマに「半沢直樹」があります。9月1日放送の第7話では、とうとう関東地区で視聴率30.0%を記録、前週8月25日放送分で超えていた関西地区を含め、ついに関西・関東ともに30%を超えています。
関東地区でのドラマ視聴率30%超えは2011年放送の「家政婦のミタ」以来だそうです。
「半沢直樹」の原作は、池井戸 潤氏の半沢直樹シリーズ
オレたちバブル入行組(2004年12月 文藝春秋 / 2007年12月 文春文庫)
オレたち花のバブル組(2008年6月 文藝春秋 / 2010年12月 文春文庫)
ロスジェネの逆襲(2012年6月 ダイヤモンド社)
です。
池井戸 潤氏は、東京三菱UFJ銀行出身の小説家です。半沢直樹の勤める「東京中央銀行」は架空の銀行です。特定の銀行がモデルとなっている訳ではないのと、このドラマにおいてメガバンク自体の描かれ方が、ネガティブな部分も多いので、「半沢直樹」の大ヒットで、メガバンクに大きなプラスにはならなさそうです。原作もバカ売れのようですが、文芸春秋社、ダイヤモンド社ともに、未上場なので残念ながら、投資することは出来ません。
この場合、ストレートですが、「半沢直樹」の大ヒットで儲かるのは、番組を放映している【9401】 東京放送ホールディングス(東証1部)ではないでしょうか?今後、DVD化や、映画化、続編、関連グッズ売上など様々な展開が想定されますので、「半沢直樹」関連銘柄のド本命銘柄と言えそうです。
今回の「半沢直樹」の前の大ヒットドラマとしては、2011年に日本テレビで放映された「家政婦のミタ」があります。「家政婦のミタ」の関連銘柄は、【9404】 日本テレビホールディングス(東証1部)です、
下記のグラフが、「家政婦のミタ」と「半沢直樹」の初放映日の前営業日を100として、それぞれ関連銘柄である日本テレビホールディングスと東京放送ホールディングスの株価を100営業日分比較したものです。
「家政婦のミタ」は、2011年の10月12日から12月21日まで放映され、その間に50営業日ありました。
東京放送ホールディングスの株価は、
初放映の前営業日の7月5日終値 1385円
9月1日(月)の終値 1236円
と、約10%も値下がりしています。
「家政婦のミタ」の日本テレビホールディンスは、先ほどのグラフを見ると放映終了後に高値をつけ、約24%の値上がりとなっていました。
「半沢直樹」がお得意の「倍返し」となれば、ほぼ「家政婦のミタ」の値上がり率に並ぶことになります。
ここから、「半沢直樹」の株価「倍返し」に期待したいと思います。