言い訳をするのは、
「何か言いたいことがある」から
部下が言い訳をするというのは「何か言いたいことがある」という意思表示にほかなりません。その内容に説得力がなかろうが、無茶苦茶な論理だろうが、「言いたいことがある」なら、聞いてやるのが上司の役目。
なぜなら、部下をケアするのは、上司の大切な仕事だからです。
だからこそ私は「そうか。そんなに困った人なのか。そりゃあ、オマエも大変だな」とたっぷり言い訳を聞きます。
すると、部下は気持ちよくなって「そうなんですよ、先週なんてあいさつしたのに無視されましたよ」とか、「新商品の話を始めた途端に、『帰れ、帰れ』と追い返されました」などと、現場で起こった出来事を正直に話してくれます。これが大きなポイントなのです。