<20代30代で、飼い犬状況の社員は、役員の目を盗んでは、サボる毎日……。社長の言いなりにならない者は、退職を余儀なくされている状況です>

<社員もバイトも、皆同じ扱いをされて、社長のコマとして、有無を言わさない環境……劣悪でした>

動物の命を預かりながらなぜ?
「不衛生」極まりない店舗環境

 その一方で、店舗に配置されたスタッフは、犬の盗難や、用品の万引きなどの対応にも追われた。

 しかも、動物の命を預かりながら、店舗によっては、「不衛生」極まりない実態がいくつも放置されていたという。

 毎朝、犬舎の掃除を行うことになっているが、店舗の一部では開店する午前11時頃からスタートして、午後3時頃までかかっている。

 Aさんは、4時間も清掃に時間がかかる理由をこう説明する。

 会社の手順によれば、夜に排泄した犬舎の掃除は、出社すると同時に実施。掃除の後、朝ご飯を与えることになっている。

 しかし、産まれてから4ヵ月くらいの子犬になると、すでに体も大きくなり、比較的排泄物の量が多い。

 そこで、店長やマネージャーなどの監督者がいない店舗では、スタッフの都合によって「今日中にやればいいや…」的な考えで、ゆっくり掃除をしているのだという。

 一方、食事は毎日、午後6時に与えている。

<掃除が終わったら、午後2時から3時ってことは…その時間にご飯を与えたら前の食事(前日の午後6時)から20時間空きますよね?これでは、体調が悪くなるので、朝、掃除する前にご飯を与えます。だから、うんちとご飯が(犬舎で)一緒になるわけです>

 こうした環境でも、清掃が正午頃までに終わっていれば、まだそれほど臭いもきつくはない。ところが、こうした不衛生な店舗ほど、とかく来店客も少なく、1日中スタッフだけで時間を過ごすこともある。

<そこで、スタッフが、自由に時間を使って、お掃除、ご飯、お手入れなどを行います、時間をルーズに使って、仕事をしているように見せかけているのが現状でしょうね>