謎の集会「モビリティジャム」でも登場
超小型モビリティ、各地で本格的な実証へ
2013年4月後半、都内某所。
初会合に集まったのは、霞ヶ関の関係者、自動車メーカー技術者、電機メーカーのバッテリー開発者、テレビ関係者、カーデザイナー、そしてジャーナリストなど、自動車産業に関わる30代~60代の男たちと、ひとりの女性。
議題は「東京モーターショーでは実現できない、もっと別の視点で行う自動車イベントの開催」についてだ。
業界の垣根を飛び越えて、活発な議論となった。その後、数回を会合とメールのやり取りを経て、この会合は実を結ぶ。
最終的な名称は、「モビリティジャム」。開催日は2013年11月30日(土)と12月1日(日)。場所は、東京お台場のメガウェブだ。
その中身をご紹介する前に、まずは最近の超小型モビリティ関連案件の動向から見ていこう。なぜなら、「モビリティジャム」でも、超小型モビリティは主役級で登場するからだ。