難関大に合格した卒業生の話
これに関連して、最後に、昨年、目標だった難関大学に合格したある卒業生の話を紹介します。
「私は学校を休みがちで遅刻も多く、追試さえ落ちるような生徒でした。それでも母が怒ることはありませんでした。あとで聞くと、『○○はやればできる子だから、信じて見守っていた』ということでしたが、私は、そうした母の思いに甘えてすごしていたことになります。
成績は伸びるわけもなく、中3のころは、成績の悪い子同士で傷をなめ合っていたようなところもありました。
ところが、高1のときに得意科目に出合ったことで、自分もやればできるかもという思いがわいてきました。
その科目の試験で、低いながらも私なりにいつもよりいい点を取ったとき、母はとても喜んでくれました。ずっと見捨てないでいてくれた、その母の笑顔を見て私もうれしくなり、もっといい成績をとって、恩返しをしたいと思いました。
母が私のモチベーションのひとつになりました。
そして、少しずつ、他の科目の成績も上がっていき、志望校に合格することができました。
大学では、新たな目標ができ、母もそれを応援してくれています。母には本当に感謝しています」
アンケートの紹介は、次回も続きます。
次回は11月27日更新予定です。
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