運用資金の大きさと推移はここを見ればすぐにわかる!

 つづいて第3のポイントである「運用資金の大きさと推移」をチェックしていきましょう。

 前ページの比較表で「純資産」欄を確認してみましょう(図中2)。すると、〈ニッセイ 日経225インデックスファンド〉の運用規模は60224百万円、〈日本株式インデックスe〉は1868百万円と、前者が後者を圧倒していることがわかります。

 さらに、運用資金がどのように推移しているかもチェックしてみましょう。下図の手順に沿って操作すると、それぞれの投資信託の運用資金の推移を表すグラフが現れます。

1. 先ほどの比較表で、投資信託の名称部分をクリックする。

たった15分でできる!<br />「ファンド検索」機能をかしこく使って<br />投資信託を一発でふるいにかけるマル秘テクニック

2. 現れた詳細画面で、「リターン」タブをクリック。
 3. 次に「月次資金流出入額」という項目をクリックする。

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 4. すると、運用資金の月ごとの推移を表すグラフが表示される。

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 以上の手順に沿って〈ニッセイ 日経225インデックスファンド〉と〈日本株式インデックスe〉の運用資金の推移グラフを表示させてみたのが、以下の図です。

たった15分でできる!<br />「ファンド検索」機能をかしこく使って<br />投資信託を一発でふるいにかけるマル秘テクニック※このように運用資金の推移を比較する際には、グラフの目盛りが異なる場合もあるので注意。

 これを見ると、〈日本株式インデックスe〉はきわめて順調に推移していることがわかります。一方の〈ニッセイ 日経225インデックスファンド〉は、2010~2012年にかけてときどき資金が流出しています。ただし、問題となる期間は日本経済が停滞していた時期であることを考えれば、この程度は許容範囲と考えてよいでしょう。したがって、資金の流出入という点では2つとも問題なしと判断します。

   3. 「運用資金の大きさと推移」の観点…
   大きさの観点からは〈ニッセイ 日経225インデックスファンド〉がよい。
   推移は両者とも問題なし。