ルール1
何でもかんでもここに入れる
「ノート1冊方式」において一番大切なルールは、「一元化」。つまり、「何でもこのノートに入れる」ということです。
仕事中に思いついたアイデア、読んだ本の抜き書きや感想、新聞や雑誌の切り抜き、人からもらった伝言メモ、手紙やハガキ、名刺、会議に出たり研修を受けたときに取った記録、印刷したメールや書類、読書や映画の記録、プライベートの日記、使用済みチケットなどの記念の紙片……。こういったノートに入れられるものは、すべて1冊のノートに入れていきます。
とにかく、何も考えずノートに投げ込んでいけばいいわけです。分類は一切しません。当然ながら、ノートはごちゃまぜになるし、どんどん文字や資料で埋め尽くされて厚みを増していきます。しかし、細かいことは気にせずとにかくノートの情報に突っ込んでいってください。
会議にもこのノートを持ち込んで書く。研修やセミナーにもこのノートを持って行き、資料の切り抜きを貼ってメモする。喫茶店で本を読んでいるときにも、テーブルにノートを広げ、感想や思いついたことを書いておく。休日、家にいるときでも傍らにノートを置いておき、気になった新聞記事を貼ったり、何気なく思ったことをメモする。
このように、あらゆる場面で情報を1冊のノートに入れていくのです。考え込まず、淡々と情報を入れていけば、すぐに下の写真のようにノートはいっぱいになっていきます。