主要なステークホルダーを英語で言おう
海外に駐在すれば、日本にいたときと違って、ヒト・モノ・カネの経営資源は限られています。そして、さまざまな外部の利害関係者が存在していて、そうした人物たちと、英語と会計を駆使して丁々発止とやり合っていかなければならないのです。そうでないと、1つの企業としていずれ立ち行かなくなってしまいます。
英語では利害関係をStakeと言うので、それを持っているHolderたち、つまりStakeholdersが利害関係者です。
主要なStakeholdersを次頁に一覧で示しましょう。時に取引先が要求していることと、現地の銀行が要求してきていることが正反対な局面もあるかもしれません。全体最適(Total optimization)と優先順位付け(Prioritization)を念頭に置いて、そうした荒波を乗り越えていってください。
主要な業界を英語で言おう
ご自分の会社は何業界に属しますか? 自動車? 鉄鋼? 化学? 食品? 小売? 商社? サービス? 金融?……
では、それを英語で言ってみましょう。たとえば、食品業界= Food industryなら問題ないでしょうが、精密機器、窯(よう)業、非鉄金属業界の方などは、いかがでしょうか。
主要なindustryを一覧で示しましょう。ご自分の業界でなくても、さまざまな事業提携や、顧客となり得る他業界もあるはずです。このリストくらいは抵抗なくスラスラ出てくるとよいですね。