前回は一般的な常識を紹介したが、Eメールの世界はまだまだ奥が深い。

 これからEメールの世界を広げていくために、一歩踏み込んだ常識も取り上げてみよう。

●アドレスの意味を知っておこう

 最初、Eメールのアドレスを聞いたとき、まったく意味のない記号の羅列に思えたのではないだろうか。意味がわからないと頭にも入らないので、パソコンのアドレス帳に書き写すときも1文字1文字確かめながら入力するという苦労をする。そこで、メールアドレスの意味のある部分については理解しておこう。

覚えておくと便利!
メールアドレスのコードの意味

 以下がメールアドレスを構成するコード内容である。

 @以前の「0000」が「アカウント(ユーザー名)」、@以降の「abcde」が「組織名」、「co」が「組織コード」、アドレス末尾の「jp」が「国コード」となる。

 以下によく見かける「国コード」と「組織コード」を挙げておく。

<国コード> ※アメリカは国コードを使っていない

jp(日本)
uk(イギリス)
fr (フランス)
de (ドイツ)
kr(韓国)
cn (中国)
nz(ニュージーランド)

<組織コード> ※( )内はアメリカ

co(com)= 会社
or(org)= 非営利団体
ac(edu)= 大学などの教育機関
ne(net)= ネットワーク関係の団体
go(gov)= 政府機関