ただ、とにかく何かを口に入れていれば落ち着く、という人は、ガムを常備しておくこと。デスクにおいておけるのであれば、いろんな種類の味が入ったボトルタイプものがおすすめだ。同じものをずっと口に入れているのは修行に近いが、その時の気分で味を選べると「過食しないためにしている」という意識も薄れるだろう。

 そして、ガムではダメなんだ、とにかく甘いものを口にしたくなるんだ、という人は、その衝動が起きたらまずは飴を口に入れてみること。飴が終わった時に、甘いものへの欲求がその前以上になっている、ということはほとんどないはずだ。結果として、その後に甘いものを食べるにしても、少し落ち着いた気持ちで、より良い選択と量の調整ができる。

誰かと一緒に食事をすることで
無意識に食欲をコントロールしよう

 また、1日の終わりに食べ過ぎる、という人は、可能な時間であれば、できるだけ人と一緒に食べたり、ひとりでも、カウンター越しに店員さんと話せるようなお店で食事を摂るのがおすすめだ。実際、このような生活をするには経費がかかる。でも、かかるからこそ、無意識のうちに食欲がコントロールされるし、なにより、話しながら時間をかけて食べていると少ない量でも満足できたりもするものだ。

 もちろん、仕事から離れた話題や人とのコミュニケーションが過食のもととなるストレスを緩和してくれたりもする。ワーカホリックになると、自分の変化に気がつきにくい。でも、定期的に人と会うと、あなたのちょっと危ない変化に気がついてくれる人もいるかもしれない。

 人と会うのは疲れる、という人や、ひとりで外食をするのは好きではない、という人は、スカイプを使った語学の勉強などを上手に使うのも手だ。帰って、テレビやネットサーフィンをしながらダラダラと食べ続けないように、終わるくらいの時間に英会話などの予約をしておいてしまうのだ。時間に制限を作ることもだが、仕事とは違うモードに切り替えることも、ストレスを解消するには欠かせない手段だ。