どのような言語表現でブランドパーソナリティを表すか?
(グローバルブランドのヴァーバルアイデンティ事例)

 B&Cのブランドコミュニケーションに適したメディアであるSNSでのコミュニケーションに着目し、3つのグローバルブランドのブランドコミュニケーションを、「ヴァーバルアイデンティ」(言語表現)の視点から見ていく。SNSのサービスは多彩だが、ここでは10億人を超えるユーザーを持つ世界最大のFacebookでの例を取り上げる。

「日本ブランド」は<br />“口ベタ”を脱することができるか?<br />――B&C時代のヴァーバルコミュニケーション

○Nike

 Nikeは、「If you have a body, you are an athlete.(体があれば、あなたもアスリートだ。)」という信念のもと、スローガンである「JUST DO IT.」が表すように、アスリートをチャレンジへと鼓舞し、彼らにモチベーションを与え続けるブランドであるが、Nikeの「らしさ」は、その語り口・調子(インターブランドでは「トーン・オブ・ボイス」と呼んでいる)にも明確に表現されている。同時に、Nikeのパーソナリティを感じさせる語り口は、キャンペーンのプロモーションから商品紹介に至るまで、貫かれている。

・いつもと同じ週末じゃつまらない。新たなことに挑戦しないか。 #JUSTDOIT

・自信と決意をもってスタートラインへ。新しいジブンに会いに動きだそう。 #JUSTDOIT

・本能を目覚めさせる、新たな一歩を踏み出そう。NIKE FREE発売開始http://gonike.me/6183987F #JUSTDOIT

・なにより危険なのは、なにも生まない無難なプレーだ。 #上等 http://gonike.me/6187g7gB

・27年前の今日、伝説は生まれた。絶えることのない進化が、新たな歴史をつくり出す。NIKE AIR MAX http://gonike.me/6183gtsW #JUSTDOITJP

・走ろう。本能のままに。NIKE FREEのすべてを体験する、オンラインイベントを開催中。https://www.facebook.com/events/584603304960315/

「日本ブランド」は<br />“口ベタ”を脱することができるか?<br />――B&C時代のヴァーバルコミュニケーション