【アドラー流回答】
あなたに必要なのは、「他者の課題」と割り切る勇気。
年下のタメ口にイライラしているのですね。
まずはじめに考えてほしいのは、「タメ口で困っているのは誰か」ということです。
年下のアルバイトでしょうか?
いいえ、それはあなた自身です。
タメ口はあなたが「注意」するようなことではありません。
あなたにできることは、「そんな話し方、やめなさい」と相手に命じることではなく「あなたのその話し方はいや」というように、自分がどう感じるかを伝えることです。
なぜならそのタメ口を不愉快に感じているのは、アルバイトの方ではなくあなた。つまりこれは「あなたの課題」で、あなたが解決すべき問題なのです。
そしてアルバイトの方がどんな話し方をするかは、その人自身の課題です。このとき、残念ながらあなたの課題を相手に解決させること、つまり「私がいやだからとタメ口をやめさせること」はできません。
それは他者の課題に土足で踏み込むことを意味します。
あなたができることは、アルバイトのタメ口を一つひとつ、あなたが気に入るような言葉に「翻訳」しながら聞くことです。