主要な機能は、カーナビ、SNSや電話等のコミュニケーション、音楽、さらにスマートフォンのGoogle Playでダウンロードしたアプリの利用だ。

 接続方法は有線で行なう。接続と同時に車載器のHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス、カーナビ等で使う画面の総称)に、「アンドロイドオート」専用画面が表示される。基本操作はタッチパネルと音声認識。こうした手法はアップルが今年3月のスイス・ジュネーブで発表した「CarPlay」と同じだ。

「アンドロイドオート」に参加を表明した「オートメーカーパートナー」はアルファベット順に、アバルト、アキュラ、アルファロメオ、アウディ、ベントレー、シボレー、クライスラー、ダッヂ、フィアット、フォード、ホンダ、ヒュンダイ、インフィニティ、ジープ、キア、マセラッティ、マツダ、三菱、日産、オペル、(クライスラー・ピックアップトラック部門の)RAM、ルノー、(スペインの)セアト、(チェコの)シュコダ、スズキ、フォルクスワーゲン、そしてボルボの28ブランド。

「テクノロジーパートナー」は、車載器のティア1、半導体メーカー、ビックデータ解析関連メーカー等。アルパイン、クラリオン、クラウドカー、デルファイ、フリースケール、富士通テン、ハーマン、JVCケンウッド、LG、nVIDIA、パナソニック、Parrot、パイオニア、ルネサス、Symphony Telecaの15社だ。

 SDK(ソフトウエア・デベロップメント・キット)については、「オーディオ」と「メッセージング」に関して、今年後半から提供される。「アンドロイドオート」を搭載する量産車は、今年中に市場投入される。

12年ぶりに「G-Book」を刷新し、「T-Connect」登場
マイクロソフトのクラウドサービス「Azure」をフル活用

 トヨタは2014年6月18日、次世代自動車展(於:東京ビッグサイト)で、新型のテレマティクスサービス「T-Connect」を世界初公開した。2002年に車載器向けのサービスとして投入した「G-Book」、及び2005年に導入したレクサス向け「G-Link」は、日本国内での累積搭載台数が約400万台に達していた。

「T-Connect」の特徴は大きく4つある。

 ①ドライバーと車載器の音声認識による対話式インターフェイス。②ビックデータを活用した、先読み情報配信。③サードパーティが参加可能な車載器アプリ向けのオープンアーキテクチャー(TOVA)。そして④スマホやタブレット端末との連携だ。