「じわりと盛り上がる中古物件ブーム。新築物件では味わえない『5つの魅力』」で紹介した通り、住まい購入の選択肢として中古住宅への関心が高まっている。なかでも注目を集めているのが「リノベーション」(物件の改修)だ。
下のグラフを見て欲しい。これは首都圏在住の「住み替えを考えている人約500名」を対象に行なったアンケート調査の結果だ。中古住宅を購入してリノベーションをする「中古住宅+リノベーション」に対して、実に8割以上の人が「非常に魅力的だと思う」「まあ魅力的だと思う」と、総じて魅力を感じていることがわかる。
さらに、「中古住宅+リノベーション」のどんな点に魅力を感じているかについて聞いた質問では、「規格化・パターン化された新築分譲住宅と違って、自由設計で住空間に自分らしさを表現できる」「ほとんどの場合、新築住宅を購入するよりもローコストに仕上げられる」という回答が上位となった。
コストを抑えつつ、ライフスタイルにあった理想の住空間を叶えられることに、リノベーションのメリットを感じているようだ。
では、注目が集まるリノベーションとはどのようなものなのだろうか?