インターネット系キャリアが注目されている
周知のとおり、現在は、どの業界においても、デジタルマーケティングへの対応が求められています。また、新規事業を立ち上げる場合、高い確率でインターネットビジネスを検討することになります。しかしながら、一般企業の中にはネットビジネスの経験者がほとんどいないため、即戦力となる経験者をインターネット業界から採用せざるを得ません。
このため、ネットビジネスの経験者は業界外に出る際にも幅広い選択肢を持ち、好待遇で迎え入れられています。一方、インターネット業界に入る場合、業界そのものが急速に拡大して人材が不足しているため、ネットビジネスの経験がなくても入社できる企業が多くなっています。インターネット系キャリアは、まさに注目の次世代ハブ・キャリアと言えるでしょう。
ハブ・キャリアとして注目されるネット系企業の職種
とりわけハブ・キャリアとして注目されるのは、インターネット系企業における経営企画、マーケティング、サービス開発、Ｍ＆Ａ部門などの事業推進に関わる仕事です。これらのポジションについては、インターネット業界だからといって、ＳＥ（システムエンジニア）のようにウェブ制作やシステム開発の見識が必要なわけもありません。
「ネット系って、単なる流行っぽい感じで嫌だなぁ……」と思われる方もいるかもしれません。しかしながら、キャリア設計の観点から分析すると、経営企画、マーケティング、サービス開発、Ｍ＆Ａ部門などの事業推進に関わる仕事は、次世代ハブ・キャリアとして多くの魅力があります。
具体的には、若手人材の実力が存分に発揮される環境があることに加えて、起業に役立つ経験を積むことができたり、社会問題の解決にも携わることができたりするのです。だからこそ、優秀な若手ビジネスパーソンのネット系企業への転職が増え続けています。では、より詳しく見てみましょう。
