お客様の活動チェーンを念頭に置いて
商品やサービスを考える
川上:まさにゼビオと、前回ご登場いただいた星野リゾートがコラボレーションした商品も「活動チェーン」に当てはめることができます。
諸橋:ゼビオが共同開発したスキー3点セットに、星野リゾートのアルツ磐梯の1日券や上達保証制度付きのレッスン券などがついた商品ですね。我々も、その成果を大いに期待しています。
川上:この商品を「活動チェーン」に当てはめると次のようになります。
川上:これは、お客様(親)が子どもに何かスポーツをさせたいと思ってからの一連の活動チェーンを示しています。「何かスポーツをさせたい」「冬だからスキーがいいだろう」「どうせスキーをやるならうまくなってほしい」などと考えていき、「スキー板だけじゃなくて、スキー場でレッスンが受けられるセットがついた商品がある。しかもレッスンは上達保証制度付きだ!」という商品の存在を知り、購入に至ります。それが「購入ステージ」です。
諸橋:その後、ゼビオで購入したスキーセットを持参して、アルツ磐梯に行ってレッスンを受けて上達する。ここまでが「用事解決ステージ」ですね。さらに、例えば、もっと上級者を目指すために、それにふさわしいスキー板にチューンナップしたり星野リゾートに再びレッスンを受けに行く。これが「継続ステージ」になりますね。