少し本題から外れるが、この30年間を見るとバブル期の凄まじい上昇がよくわかる。2000~01年のITバブル期、05年~2008年のミニバブル期にも上昇が見られる。

 何度かダイヤモンド・オンラインでも述べてきたが、バブル崩壊以降の日本の不動産サイクルは、大まかに7年サイクル。図1からは、その傾向がよく表れている。

 7年サイクルに当てはめると、前回の05~08年のスタート期から、7年経った2012年の秋ごろから、上昇の気配が見られた。次節で述べるJREITの動きにそれが顕著に見られた。

 地方主要都市の地価公示に目を向けると、2014年は地方主要都市でも上昇している。

 図2は4大都市圏以外の地方都市(こちらは市の単位)の地価公示の増減率だ。これを見ると、リーマンショック以降の2012年ごろから回復基調にあるのがよく分かる。

 7年サイクルに当てはめると、2015年の地価は今回のサイクルのピークにあたる。前半は沸き立ち、後半にかけて失速する可能性があるだろう。

東証REIT指数は
12年秋の2.2倍に!

 不動産市況が盛り上がり始めたのは、地下公示の推移でも表れていたように、政権交代前だ。2012年の初秋頃からJREITの動きが活発化し、価格上昇が始まった。