ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本Photo:Patricia Marroquin/gettyimages, PIXTA

不適切会計問題で大揺れのニデック。その全容解明を目的に設置された第三者委員会の調査が、大詰めを迎えています。ダイヤモンド編集部は、調査協力を求められたニデック元幹部らへの取材を通じて、会計問題の核心に迫る衝撃的な証言を得ました。浮かび上がったのは、巨額の減損処理が長年にわたり先送りされてきた可能性です。このプロセスに、永守重信・グローバルグループ代表はどのように関与していたのでしょうか。元幹部の証言を基に不適切会計の実相を解き明かしていきます。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、『佐川急便が「創業初の集荷停止」に追い込まれた!』と『ダイニー創業者の山田社長が退任へ!』の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)

【独自】ニデック元中枢幹部が重大証言「減損1000億円超の先送りがあった」、永守代表の関与は?不適切会計の全貌を暴く!

ニデック元中枢幹部が重大証言「減損1000億円超の先送りがあった」・佐川急便が「創業初の集荷停止」に追い込まれた!・ダイニー創業者の山田社長が退任へ!

 不適切会計問題で大揺れのニデック。その全容解明を目的に設置された第三者委員会の調査が、大詰めを迎えている。ダイヤモンド編集部は、調査協力を求められたニデック元幹部らへの取材を通じて、会計問題の核心に迫る衝撃的な証言を得た。浮かび上がったのは、巨額の減損処理が長年にわたり先送りされてきた可能性だ。このプロセスに、永守重信・グローバルグループ代表はどのように関与していたのか。特集『永守ニデック 最終審判』の#1では、元幹部の証言を基に不適切会計の実相を解き明かしていく。同時に、第三者委員会が見据える「着地点」を大胆に読み解く。 >>記事を読む

【独自】佐川急便が「創業初の集荷停止」に追い込まれた!ブラックフライデーだけではない「真の理由」が判明

物流大戦

 年末繁忙期を迎え、宅配便大手の佐川急便が創業来初めて、災害以外の理由で集荷停止に追い込まれた。同社は「予測を大きく上回る荷物増加」が背景にあると説明するが、実際には別の理由があった。東京・江東区の巨大物流拠点「Xフロンティア」だ。関係者への取材から浮かび上がったのは、大型施設への集約戦略の失敗、協力運送会社の離反、そして急拡大する越境EC事業への対応のほころびだった。12月中旬を過ぎた今も配達遅延は続き、年末年始の繁忙期を前に出口は見えない。物流業界を震撼させた「佐川ショック」の真相に迫る。 >>記事を読む

【スクープ】ダイニー創業者の山田社長が退任へ!リストラ騒動と同時に「トップの不祥事」が浮上、新社長の実名も明らかに

スタートアップ最前線#12

 ダイニーの山田真央社長が今月末で退任する見通しであることが、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。リストラ騒動の余波が収まらない中、トップ自身の不祥事が新たに浮上し、事態は一気に動いた。連載『スタートアップ最前線』内の特集『ダイニー“AIリストラ”の虚構』第5回の本稿では、山田社長が退任せざるを得なかった背景と、2026年1月に就任予定の新社長の実名を明らかにする。 >>記事を読む

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