くつろぎ処 糀(こうじ) あたかも家庭の食卓でくつろいでいるかのような気分にさせてくれる店。札幌生まれの女将・佐々木英恵さんは、編集デザインの仕事をしていたが、大の日本酒好きが高じて居酒屋チェーンに転職。この間に利き酒師や調理師の免許を取得し、カウンターだけの小さな店を持って3年になる。

 「糀」の店名どおり、発酵食品の健康効果を考えた家庭料理が並ぶ。

 「豚肉のにんにく赤味噌焼き」は、ロース肉を赤味噌、酒粕、味醂などのタレに3日ほど漬け込み、軟らかく甘辛い味付けが好評。

 通常の〆サバよりも身が締まり、香ばしさが加わる「〆サバ炙り焼き」は日本酒との相性が抜群。確かに、日本酒は麹菌食品の代表格。随所に麹へのこだわりが見える。

 「偶然飛び込んだ店ですが、いっぺんでファンに。日本酒に合う料理は値段も手頃。女将の立ち働く姿も初々しく、週に1~2回は立ち寄ります」と村澤さん。

推薦者
村澤正二さん(45歳)
日本ヒューレット・パッカード CME第2営業本部 第2営業部長

地図くつろぎ処 糀(こうじ)
東京都港区新橋4-18-4 十合ビル2F
TEL03-3432-1035
営業時間:17:30~23:00(LO) 日曜・祝日休 10席
メニュー●豚肉のにんにく赤味噌焼き/780円●〆サバ炙り焼き/600円●石狩鍋/900円●北海道の塩辛/350円●日本酒(1合)/850円~●焼酎(グラス)/550円~●生ビール/580円

(店舗情報は2008年1月時点のものです)