駅ホームのアナウンス。「……の際、電車とホームの間が大きく空いている場合がありますので」
この連載では過去4回、電車の中の風景をお届けしてきました。
第84講:電車遅延のアナウンスが多いのはなぜ? ~4月、新年度の音風景
第81講:電車で学ぶイマドキの若者事情【残念編】
第91講:なぜ、黒髪より茶髪の若者の方が席を譲るのか? ~電車で学ぶイマドキの若者事情【期待編】
第92講:男性が「赤ちゃんの気を惹く」ための3つの壁! ~電車で学ぶイマドキの若者事情【母子編】
対象は鉄道を利用する人たちであり、「新入社員」「残念な若者」「期待の若者」「赤ちゃん」でした。いずれも多くの「いいね!」をいただきましたが、特に第91講では「黒髪の若者より茶髪の若者の方が(高確率で)席を譲る!」と言い切ったせいもあって、賛否両論、多くのご意見をいただきました。
さて今回の観察対象は、鉄道事業者自身です。
ある日、地下鉄を降りたとき、ホームでこんなアナウンスが聞こえてきました。
「……の際、電車とホームの間が大きく空いている場合がありますので、十分お気をつけください」
確か、丸ノ内線の銀座駅だったでしょうか。いつもよく聞くアナウンスのハズなのですが、なぜか「……」が一瞬、耳に引っかかりました。
さて、「……」はなんだと思いますか?
ちなみに「お降り(の際)」では、ありません。