機能の高さはスマホ並みだが
料金も高いガラホ

「LINEで孫の写真を送ってほしいけれど、スマホに切り替えるのはちょっと…」。そんなニーズに応えてきたのは、大手キャリアではなく、むしろ格安スマホだった。大手キャリアのスマホと比べて、料金は半額以下。これならガラケーを使いつつ、LINEだけを格安スマホで楽しめばいい。

 今回発売となったKDDIのガラホは、機能の高さはまさにスマホ並みだ。4G LTEにも対応しているし、テザリング(携帯電話をアクセスポイントとしてWi-Fiにつなぐこと)もできる。つまり、外出先でもガラホがあれば、パソコンやタブレットなどをネットにつなぐことができるのだ。

 アプリについては、Google Playは利用できず、au Marketから調達することになる。とはいえ、人気のLINEも対応しており、現在のアプリ数は20程度。今後、50-100にまでアプリ数を拡大していく方針だ。ほかにも、乗り換え案内や天気予報など、一通り便利なラインナップが揃っているから、アプリのヘビーユーザーでもない限りは、十分だろう。

 一方、端末は見た目も操作性もガラケーそのもの。連続待ち受け時間や通話可能時間はガラケーと同等かそれ以上と、バッテリーも長持ちだ。また、ガラケーならではのおサイフケータイやワンセグにもバッチリ対応している。

 ここまで見ると、ガラホに切り替えたい気持ちが湧いてくるが、価格面ではガラケーユーザーをがっかりさせたかもしれない。というのも、料金プランを見てみると、スマホとほぼ同等なのだ。

 機能はスマホと同レベルなのだから、当然といえば当然かもしれないが、高い料金がネックでスマホに切り替えないガラケーユーザーたちは、ガラホに乗り換えることを躊躇しそうだ。