■「中立」「不利ではない」

「理系の学部生が就職活動で文系よりも不利になるのは、『時間的な制約』ただこれだけです。就職活動が忙しくなる3年の12月~4月の6月にかけては、『実験』『研究室配属』『卒論ゼミ』といった理由で、理系は非常に忙しくなります。(中略)他の条件では文系の学生よりも不利な点はありません」

「理系の経理?大歓迎です。ロジカルに物事を進めることができれば文理問いません」

■「不利」

「事務系就職する場合には、学問による影響は少ないと思いますよ。しかし(A)有名校のゼミ出身者などにはリクルーターがつく、(B)事務系就職の場合は、いかに充実したキャンパスライフを送ってきたか!という点が選考の大きなウエイトを占めるという部分から、理系学部出身者が結果として不利になる可能性はあります」

 (大学院生に対して)「文系職(事務職)への応募だったら文系大学院と同じ条件ですね。ということは極めて不利、ということです。2年だけ余計に年を食っていて、専門性は域内わけですから」

まわりが大学院進学組ばかり…
就活組が自分だけという場合も

 これらのコメントから読み取れる理系学生の最大のハードルは、実験や論文などにかかる時間が文系よりも多いという「時間的制約」でしょう。忙しければ、文系学生ほど就職活動に時間を割くことができませんし、情報収集も十分にできない可能性があります。

 また、理系の学部生が就職活動をする際は、同じ学科の友人などが大学院への進学を志望している場合も多く、周囲と切磋琢磨することは叶いません。そのために友人などから得られる「情報の絶対量」が少なくなり、就職活動に出遅れてしまうことも。そうした点でも文系就職をめざす学部出身の理系学生の就活は不利と考えられます。

 所属する研究室の教授から推薦を受けて就職する学生もいますが、やはりその多くは大学院生です。そうした道を断ち、文系就職へと向かう際は、文系学生に負けない情報収集と活動量、そして文系学生にはない理系の自分だからある特徴をよく分析して、企業にアピールすることが大切ではないでしょうか。

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